零ちゃんの解毒日記

毒親、毒きょうだいの中で生きてきた零ちゃんの解毒のあゆみです。

はじめまして、零ちゃんです。

零ちゃん、四十路です。

現在ウツの療養中です。

 

このブログは、私が自分の育った環境が「機能不全家族」だと気付き、毒親、毒きょうだいゆえの自分自身の後遺症に向き合い、解毒していくあゆみを備忘録的につづっていきます。

なので、「このブログで誰かの役に立ちたい!」とか「誰かを元気にしたい!」とかは、全く思っていません。

だからとっても自分勝手に運営します。

私のウツが悪化しそうなコメントがついた場合は、問答無用で削除します。

そういうコメントには、返信しません。

悪しからずご了承のうえ、読み流していただけると幸いです。

 

昨年夏に父が亡くなりました。

それと同時に、認知症の母の介護がスタートしました。

父が亡くなって、認知症が悪化してる母。

元々夫婦仲はそんなに良くなくて、零ちゃんと顔を会わす度に父の悪口を言ってた母。

言い足りないと、メールで「追い悪口」まで送って来た母。

その度に「死んだら後悔するから、それくらいにしときな~」と言ってた零ちゃん。

案の定、父の死後は大後悔で取り乱した母を、丸3ヶ月程自宅(戸建新築)で介護してました。

父は90歳の大往生だったわけですが、葬儀で最後のお別れの際「おとぉさぁぁぁん、まだはやすぎるよぉぉぉ~」と絶叫した母。

いや、それって、50代くらいで早世した人に言う言葉とテンションやん?と、頭の中で冷静に突っ込んでた零ちゃんです(笑)

 

さて、話は戻って、認知症になってから、父にやりたい放題だった母。

キレ散らかすわ、泣くわ、怒鳴るわ、時に叩くわ…。

俗に言う「不貞妄想」も出てきて、もう責めるわ、責めるわ…。

その矛先が、父が死んで私に向いてしまったのです。

家事のやり方、子供の育て方、とにかく私に言い掛かりをつけては、責める、責める、責める…。

さらに私のメンタルをザックリ削りにきた、母の不潔な行為。

鼻くそをポイポイ落とすわ、私の夫の前でもやる、おならする、歯垢をソファに擦り付ける。

きれいに掃除してたから、新築だから(結構ポイント)、メンタル削られた。

しまいには、トイレの手洗い用のシンクに、う●ちがベッタリ…。

もう限界になった。

 

私には一応きょうだいがいるんです。

ラカンの兄と姉。

出しましたよ、SOS!

一週間程母を預かって欲しかったから。

その間に私がリフレッシュするために。

LINEで状況を知らせて、もう限界だと言いましたよ。

結果、華麗にスルー。

一言も、1ミリもかすらないの!

完☆全☆無☆視

ひとでなしですね。

その瞬間に「カシャン」と頭の中で何かが壊れましたよ。

 

その日から、私おかしくなりました。

まず、眠れない。

食べれない。

布団に横になると涙が止まらない。

やたら物を落とす。

食器を割る…。

さすがに夫が異変に気付いて、「ヤバイと思うから病院に行きなさい」と言ってきました。

まだ小さい娘がいるんですが、その娘が不穏な雰囲気になってしまって…。

じーっと私の様子を見て、たまにね腕をさすってくれるの。

なんかもういろんなものが溢れちゃって、泣いて、泣いて、病院行きました。

とりあえず、夫にも言われた通りアレルギーでかかってるクリニックの主治医に相談したところ、「ケアマネさんに連絡して、お母さんのことは一旦任せましょう。零さんは精神科にかかるべきです」と言われ、クリニックから紹介をもらってメンタルクリニックに行くことになりました。

主治医の「このままだとお母さんを嫌いになってしまうから、それはとても悲しいことだから、そうならないように一度離れましょう」という言葉に救われました。

 

メンタルクリニックへは、紹介もあり比較的スムーズに受診できました。

父も亡くなったし、介護疲れもあるし、きっと「鬱傾向あり」くらいは診断されちゃうんだろうな~と思いながら受診すると、まさかの即日速攻の「鬱病」診断。

しかも、「零さん、これ長い治療になるかも知れません。零さんの鬱は子供の頃から発症してるかも知れません」とのこと。

それと同時に、なぜか肩の荷が下りたような安堵感を感じました。

そうか~、中学で不登校になった時も、大学で楽しい時間を過ごしていた時も、バリバリ仕事をしていた時も、不安と期待で胸一杯の新婚時代も、娘を迎えて幸せだった時も、姑にこてんぱんにやられていた時も、私はずっとず~っと鬱だったんだなぁ…。

不思議と妙に納得いったんですよ。

きっとね、心のどこかで「自覚」があったんですよ。

それくらい、私の人生は生きづらくってイビツだったんです。